五十肩が治るまでの期間について

ある日突然腕が上がらなくなり、肩が痛みだす五十肩。

加齢が原因による疾患は数多くありますが、五十肩を発症する人が非常に多いのが現実です。腕が動かせなくなるという症状は想像をはるかに超えた支障を生じます。

朝起きて、布団の上げ下ろしが出来ない、着替えも出来ないなど、日常生活もままならないことでしょう。

そんな五十肩ですが、どのくらいの期間で治るものなのでしょうか。

五十肩の期間について

五十肩というのは少し不思議な疾患で、半年〜1年程度という期間で治癒することがほとんどなのです。しかし、単に一定期間、放っておけば治るというわけではなく、医師の指導のもと、消炎鎮痛剤の使用と、正しく行う体操をもってすれば誰でも五十肩は治すことが出来るといわれています。

「たかが五十肩」などといって、長い期間何の対処もせずに放置しておくと、痛みが取れて治ったように見えても運動障害が残ってしまう恐れがあるのです。

五十肩の治し方

五十肩は強い痛みを生じることが特徴のひとつです。まずは痛みに応じた消炎鎮痛薬を医師に処方してもらいましょう。痛みの強さに応じて、座薬、内服、外用のいずれかが用いられます。

あまりの痛さに夜眠ることが出来ないなどという場合には、患部に注射を施す方法もありますので医師に相談しましょう。
痛みが治まったあとに体操療法が行われます。

ほとんどの場合、自宅での体操を指導されますが、どうしても思うように出来ないという場合には理学療法士によるリハビリを受けることも出来ます。