五十肩の治し方

五十肩の治し方

五十肩の治し方。その原則をひとことで言うと、「急性期には安静、慢性期・回復期には運動」ということになります。さらにサポーターやサプリメント、整体なども利用すれば、治療効果アップが期待出来ますが、治し方の基本は常に押さえておきましょう。

安静は「とにかく動かさず、休ませる」ことに尽きるのですが、出来れば三角巾などで固定すると良いですね。また、運動は自力でのストレッチが有効。振り子体操、棒体操、うちわ体操などのストレッチが有名ですが、他にも様々な体操が編み出されています。

自力での運動に不安を覚える、あるいは効果が出ないように思う場合は、整形外科のリハビリに通うのも良いでしょう。ホットパックやマイクロ波などの温熱療法や、理学療法士による他動運動といった治療を受けられます。

また五十肩の症状が重い患者さんでは、薬物療法や手術が必要となることもあります。状況によっては速やかに医師の治療に任せる、という姿勢も、五十肩の治し方で重要なポイントです。

整体や鍼灸を利用する際も、必ず病院で五十肩の診断を受けてからにしましょう。「五十肩と思い施術してもらっていたが、実は腱板断裂だった・・・」なんて事態は、避けたいですよね。

また整体の場合、国家資格が必要とされない為、中には専門知識や技術を欠いた整体師も居ると指摘されています。古くから開業している、評判の良いところを探しましょう。

五十肩の治し方では、症状の進行に応じたケアに加えて、病院や整体院などを上手に利用することが、大切になってくるのですね。

また市販薬やサプリメント、痛み止めの湿布やサポーターなどのグッズを併用すれば、より上手な治し方が出来るかもしれません。色々検討してみましょう。