五十肩のメカニズム

五十肩のメカニズム

「突然腕が上がらなくなり、肩に痛みがある」

その症状は五十肩かもしれません。

五十肩のメカニズムを知り、早めに対処することが肝心です。

五十肩のメカニズム：原因

五十肩とは、腕を高く上げたまま無理な体勢で作業等をしたことがきっかけで肩に痛みが起きることの多い疾患です。

五十歳前後の年齢の人に多く発症することからこのように呼ばれますが正式には「肩関節周囲炎」といいます。

加齢によって関節の滑らかさが失われることが主な原因で、老化現象のひとつと言われています。

五十肩は、酷くなると腕を上げられなくなったり、鋭い痛みを生じるなど、日常生活にも支障が出てきます。

五十肩のメカニズム：五十肩の治し方

症状が軽い初期には、肩関節の温熱療法やストレッチなどを行い、筋肉の緊張を取り除きます。

また、五十肩には鍼治療も有効だと言われています。医師の同意があれば健康保険が適用になりますので利用されると良いでしょう。
しかし、長期に渡って回復が見られない重度の五十肩の場合、外科的治療が施されることもあります。

五十肩のメカニズム：予防法

五十肩の予防には適度な運動が不可欠です。

激しいスポーツは関節に負担がかかってしまうので避けた方が賢明です。

一日２回程度のラジオ体操などが効果的でしょう。

しかし、少しでも肩に痛みがある場合には無理をせず様子をみましょう。

また、肩を冷やさないことも非常に大切です。

暑い夏でも油断してはなりません。外出先などでは強い冷房によって肩を冷やしてしまわないように薄手のストールなどを常備しておくと安心でしょう。